薄曇りの火曜日
RY COODER「RIVER RESCUE~The Very Best Of」。
ライクーダー唯一のベスト盤である。ライクーダーといえばスライド、なんて書かなくても周知の事実。このアルバムは94年だから今から12年程前なのだけれど、それより前からライクーダーを知っていた。デビューアルバムは70年、思春期の辺りで耳に入ってきたのを忘れずに(かといって思い出さずに)いたのを、CDショップで見かけて「あー、ライクーダー」と手に取って買ってしまった勢い~潜在意識が表面化した瞬間の驚きと悦び。自分はつくづくギターが好きなんだと思う。後日ネタになるCHARも然り。
さて、恐れ多くてコメントするのも躊躇われるライクーダー。これだけは言えるのだけれど、彼にジャンルの選り好みは無い。JAZZ・BLUES・FOLK・ROCK・R&B・SOUL、何でも有り。琉球音楽まで取り入れる幅の広さである。決して力まず音楽を楽しんでいる根底にはヒルビリーのような心地良い田舎臭さがあり、だから聴き手もリラックスできる。
固い事は言うまい、聴いてみて欲しい。つか聴け(笑)
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