アミダ様のツルさん
~土曜日の記憶~
街に出ないつもりでいたんだけれど、やっぱり誰かと話がしたくてマジックサムへ。知った顔が何人か既に着座し献杯していた。自分も加えてもらい献杯。
家族葬だと聞いていたので通夜に行く頭はなかったが、行く人は行ったらしい。自分もそうすれば良かったと思った。今日の出棺にこそは行くつもりでいたのに、お寺さんの名前を書いてもらったメモを紛失し名前も失念。春日町で検索掛けてもそれらしいのがヒットせず。そもそも深酒してしまい酷い二日酔い。火葬場で待ち伏せするにも運転は勿論出歩ける状態ではなかったので自宅で1人で送った。なんとも情けない話。
終末医療で転院してから、見舞いには行ってなかった。見るのが怖かった。もし行ったとして、本人は嫌がるだろうと思った。自分ならそうだから。実際にはどうだったのだろうか。
亡くなる数時間前、所縁の深い人が本人に会えたと聞いた。何かの導きだったのだろうと思えた。
強烈なフィルターを掛ける人だった。そのフィルターの基準はいまだに良く分からないが、自分は通り抜ける事が出来た一人だと思っている。通り抜けが出来なかった人は、他にきちんと居場所を見つけられる人だったのかもしれない。それが良いとか悪いとかではなく、そういう場所でありそういう人だったのだと思う。
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コメント
そっかー、良い思い出になったね。
投稿: うっちぃ | 2016年4月27日 (水) 18時40分
うんうん、確かそんなことがありました。話た内容は梅津和時さんとかの話題だったかな。あとジャンゴ・ラインハルトとステファン・グラッペリの話題もした覚えがあります。
投稿: おが | 2016年4月27日 (水) 14時04分
一緒に行ったね。話の内容は全く覚えてないけど、おがちゃんが不用意に写真撮ってツルさんが不機嫌だったのは覚えているw
投稿: うっちぃ | 2016年4月26日 (火) 19時34分
今ごろ読みました。10年以上前に一度だけ、うっちぃに連れて行ってもらってお会いできただけですが、あの時に話した内容は今でも鮮烈に記憶に残っています。安らかに。
投稿: おが | 2016年4月26日 (火) 14時51分