« 晴れの日曜日 | トップページ | 滑走8日目の月曜日 »

2021年1月 3日 (日)

BMW R1250RSの特徴など

暇なので単車の話など。

入れ替えた単車には今まで所有していた単車にはない特徴が沢山ある。それらを書き残しておこうと思う。

P1030909
P1030911
P1030910
一番の特徴は水平対向エンジンだわな。唯一無二、BMW Motorradの代名詞にもなっている。フィーリングはドロドロ系、振動とマフラー音の相乗効果で単車のエンジンというよりも昔の飛行機のエンジンに近い感じがする。なんつーか、ずーっと回り続けている感じ。走っていると前に前に出ようとする挙動が常にある。長距離高速移動にこのフィーリングはとても合っていると思う。
脛の辺りをエンジンが隠すので、夏場は足がモワーっとするけど寒い時期はこれが重宝。おまけに虫のヒットを防いでくれるメリットもある。乗っている時には視界に入らないので、停車で足を着く時に前に出し過ぎるとぶつかる。

P1030906 P1030907
リヤは片持ちアーム。そしてシャフトドライブ。これにより年に1度位はチェーン清掃をやっていた手間から解放された。なまら嬉しい。シャフトドライブは基本的にメンテフリーとの事。アクセル煽った時に車体が傾こうとするクセは面白いけれど昔に比べたらその挙動は抑えられているらしい。

P1030913
フロントフォークは倒立。ゴールドカラーは電子制御の意味らしい。サスペンションは前後とも電子制御。乗ってる分には分からないけど、セッティングはこのタイプらしく硬めで、更に硬いかの2種類から選択できる。リヤはスプリング調整を手元のボタンで出来て、高さが3段階に変えられるので足着きをしっかりやりたい時はサスを下げて、とかが可能。

P1030914 P1030916
ステアリングダンパー。昔CBRに乗っていた頃ヒヤヒヤした事が何度かあったので、バンピーな路面でもうそんなに倒し込む事は無いと思うけど、このダンパーが付いているのは安心。理由は分かる人には分かる。

P1030917 P1030918 P1030919
この単車で唯一気に入らないメーターパネル(インフォメーションボード)。スピードメーターとタコメーターはアナログの針が絶対良いに決まっているが、これも時代の流れか。液晶は明るくてとても見易い。
P1030925
液晶表示を切り替えるのが左ハンドル付け根にあるマルチコントローラー。ジョグダイヤルみたいに回したり、左右にクリックしたりする。

P1030920
キーレスエントリー。鍵はポケットに入れておけばエンジンが掛かる仕組みだが、視界に鍵が無いのが不安な昭和生まれなので、純正ナビホルダーの盗難防止用鍵に差し込んでいる。
P1030923
その純正ナビ(ガーミンらしい)は高くて性能が悪い口コミなので買ってない。その代わりにDOCOMOタブレットでyahooナビを表示させるためにホルダーを細工して取り付けた。車で使っているのと同じホルダー。

P1030924
ETCは標準装備。2.0が活用できるのは何年先かな。

P1030926
オートクルーズ。これは超便利。右手を放して走行する事が許される未来が来るなんて、あの頃は想像してなかった。数年後にはACC(前車追随型オートクルーズ)が出るなんて噂もある、それもスゲー。

P1030921 P1030922
B子ちゃんに付けていたアナログな小物達はRENNちゃんに移植してある。電子制御の塊だからこそ、こういうのがホッとする。

Dsc00118_20210103163601
可変バルブタイミングというメカニズムはCBR400Fにも似たようなのがあった。低回転時と高回転時でバルブの数を変える(切り換えは8500rpm)のがCBR、対してRENNちゃんは(切り換えは5000rpm)タイミングだけを少し変える。どちらにしても、ある回転数でエンジンの性格が変わる訳で、乗り手のエモーションを掻き立てる仕掛けになっている。

201010301539000_20210103163601
排気量が近かったX-4は1300ccだった。5速発進も出来たトルクの化け物だった。

これら今までの集大成でRENNちゃんに乗っているという感じ。だから新しくもあるけれど懐かしくもある。

|

« 晴れの日曜日 | トップページ | 滑走8日目の月曜日 »

BMW R1250RS」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 晴れの日曜日 | トップページ | 滑走8日目の月曜日 »