BMW R1250RSの特徴など
暇なので単車の話など。
入れ替えた単車には今まで所有していた単車にはない特徴が沢山ある。それらを書き残しておこうと思う。
一番の特徴は水平対向エンジンだわな。唯一無二、BMW Motorradの代名詞にもなっている。フィーリングはドロドロ系、振動とマフラー音の相乗効果で単車のエンジンというよりも昔の飛行機のエンジンに近い感じがする。なんつーか、ずーっと回り続けている感じ。走っていると前に前に出ようとする挙動が常にある。長距離高速移動にこのフィーリングはとても合っていると思う。
脛の辺りをエンジンが隠すので、夏場は足がモワーっとするけど寒い時期はこれが重宝。おまけに虫のヒットを防いでくれるメリットもある。乗っている時には視界に入らないので、停車で足を着く時に前に出し過ぎるとぶつかる。
リヤは片持ちアーム。そしてシャフトドライブ。これにより年に1度位はチェーン清掃をやっていた手間から解放された。なまら嬉しい。シャフトドライブは基本的にメンテフリーとの事。アクセル煽った時に車体が傾こうとするクセは面白いけれど昔に比べたらその挙動は抑えられているらしい。
フロントフォークは倒立。ゴールドカラーは電子制御の意味らしい。サスペンションは前後とも電子制御。乗ってる分には分からないけど、セッティングはこのタイプらしく硬めで、更に硬いかの2種類から選択できる。リヤはスプリング調整を手元のボタンで出来て、高さが3段階に変えられるので足着きをしっかりやりたい時はサスを下げて、とかが可能。
ステアリングダンパー。昔CBRに乗っていた頃ヒヤヒヤした事が何度かあったので、バンピーな路面でもうそんなに倒し込む事は無いと思うけど、このダンパーが付いているのは安心。理由は分かる人には分かる。
この単車で唯一気に入らないメーターパネル(インフォメーションボード)。スピードメーターとタコメーターはアナログの針が絶対良いに決まっているが、これも時代の流れか。液晶は明るくてとても見易い。
液晶表示を切り替えるのが左ハンドル付け根にあるマルチコントローラー。ジョグダイヤルみたいに回したり、左右にクリックしたりする。
キーレスエントリー。鍵はポケットに入れておけばエンジンが掛かる仕組みだが、視界に鍵が無いのが不安な昭和生まれなので、純正ナビホルダーの盗難防止用鍵に差し込んでいる。
その純正ナビ(ガーミンらしい)は高くて性能が悪い口コミなので買ってない。その代わりにDOCOMOタブレットでyahooナビを表示させるためにホルダーを細工して取り付けた。車で使っているのと同じホルダー。
ETCは標準装備。2.0が活用できるのは何年先かな。
オートクルーズ。これは超便利。右手を放して走行する事が許される未来が来るなんて、あの頃は想像してなかった。数年後にはACC(前車追随型オートクルーズ)が出るなんて噂もある、それもスゲー。
B子ちゃんに付けていたアナログな小物達はRENNちゃんに移植してある。電子制御の塊だからこそ、こういうのがホッとする。
可変バルブタイミングというメカニズムはCBR400Fにも似たようなのがあった。低回転時と高回転時でバルブの数を変える(切り換えは8500rpm)のがCBR、対してRENNちゃんは(切り換えは5000rpm)タイミングだけを少し変える。どちらにしても、ある回転数でエンジンの性格が変わる訳で、乗り手のエモーションを掻き立てる仕掛けになっている。
排気量が近かったX-4は1300ccだった。5速発進も出来たトルクの化け物だった。
これら今までの集大成でRENNちゃんに乗っているという感じ。だから新しくもあるけれど懐かしくもある。
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