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2007年3月15日 (木)

SP台座~調整編⑤

今回の調整では時間の都合上40Hz信号しか使えなかった。その後CDを聴いて気が付いたのは、ワシの耳にはアコースティックギター6弦(ベース音)が引っ込んでるのと、女房の耳ではピアノ中音域が引っ込んでるとの事。ピアノは言われてみればそう感じるが言われなければ気が付かなかったし、アコギ6弦音は女房は気が付かなかったらしい。人によって聴覚に違いがあるんだね。
スィープ信号を再生すると、あちらこちらに音圧の変化がある。この圧をフラットに出来れば理想的なのだろうか…途方も無い作業に足を踏み入れていく気がする。

いままでやってきた事は台座を自作したとかインシュレータがどうしたとか以前の話で、音の特性と音場コントロールを体験するキッカケ(ほんの序の口)になったに過ぎない。ワシが欲しいアコギ6弦音を引っ張り出すにはSPと台座の接触部をどうするのかとか、筐体を上手く響かせる為に何が必要となるのかを探し出さなければならないし、同時に音場を響かせる為にルームアコースティックも試行錯誤していくことになる。すこしづつ音は良くなっているが何処まで行っても満足できないだろう。

おおよそ40Hzは、家の傍の車がアイドリングしてる時響いてくる振動に近い。一般家庭用電源は50Hz(東日本)。アコギ音は400Hz台かな?

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コメント

>>人の聴覚は様々だから、自分が心地よく聞こえるようにするのがベストだと思うよ。

まさしくその通り。
我が家の場合は「ワシ」と「女房」が心地良く聞こえるようにしなきゃならん…のがミソ(爆)

投稿: うっちぃ | 2007年3月15日 (木) 14時41分

信号音と生楽器の大きな違いは・・・例えば、同じ400HZの音でも、生楽器には倍音成分も含まれているんだよ。

従って、アコギの単音でも、複数の周波数が出ている。
それに加えて、聴力の個人差と聞こえ方(感覚)の個人差もあるね。

それに、人には音の錯覚もある。
例えば、小型のスピーカーで最低共振周波数が80HZまでのスピーカーから出す音で、同時に150HZと100HZの音を出すと、(150-100=50)50HZの音が聞こえる錯覚現象ある。
これを利用したのが、パソコンや小型の音楽再生システムで、「SRS」技術で実際に再生していない周波数を聞こえる様に思わせるのがそれさ。

それに、不思議な人間の能力もある。
俺の場合、右耳の聴力が特定の音しか聞こえない。150HZ以下と10KHZ以上は聴力検査では全く聞こえないが、実際に音楽を両耳で聞くと、定位を含め普通に聞こえる。
鼓膜以外にも、五感も使って音楽を聴いている実態もある。

人の聴覚は様々だから、自分が心地よく聞こえるようにするのがベストだと思うよ。

投稿: あきん | 2007年3月15日 (木) 14時03分

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