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2009年7月17日 (金)

快晴の金曜日

大雪山系で大きな遭難事故があった。ワシは夏山登山の趣味はないが、季節と遊び方は違えど標高の高い所で過ごす点で同要素であり、後で読み返せるように記しておく。以下推測が入るのでここでの判断はなさらないようお願いする。

トムラウシと美瑛岳は直線距離で20kmほど。気象条件はほぼ同じだったと思われる。このところ1~2日周期で大雨をもたらす低気圧が北海道近辺や上空を抜けている。最近の雨は一昨日の水曜日、その前は月曜日、その前は先週金曜日…。14日から入山していたパーティーは15日(水)北海道の真上を通過した低気圧の風雨に出くわしてる筈。両山とも2000m級の山なので平地の風雨とはレベルの違う気象をどうやりすごしたのか。
昨日から今朝にかけて美瑛町アメダスデータでは10℃を下回る気温となっている。山の上は数℃しかなかっただろう。風があれば体感は更に下がる。風雨にたたかれ体力を消耗し低体温で死に至った(つまり凍死)と想像する。判断を誤らせた要因に低酸素が関係しているかもしれない。

色んな何故があり、腑に落ちない点(行動)がある。今後詳細が報道されると思うが、可能であれば当事者か当事者に近い人のレポートを聞きたい。

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