B子ちゃん2ケツで稚内へ
金曜日の夕方前、天気を見て急きょ決定。この土日の北海道は南半分が曇りで北半分が晴れ予報。今回B子ちゃんは初のフル装備。
サイドがセミハードなので意外にスマートに収まっている。アルミケースのオラオラ系はイカツイのでこれで良かったと思う。
岩見沢までは曇りで17℃程度で寒かったが、その後は快晴。北竜町から無料高速に乗った以外は基本的に下道を、留萌で日本海に出て、ひたすらオロロンラインを北上。空の面積がどんどん広くなって水平線と地平線が一直線になっていく。快晴土曜日の割に交通量が少なくて快適だったが、観光道路としての人の往来が少なくなっているのかも知れないと考えると寂しい。
背中側から狙ってみたオトンルイの風車群。風車景色が怖くてこの道を走らないという知り合いがいるが、これを見ると頷ける。
6年前に車で来た時と同じルートでこのままノシャップ岬まで行き、時計回りに稚内市内へ南下してビジネスホテルにチェックインした。
今回の旅の主目的は稚内の居酒屋丸ちゃんという店に行ってみたかったから。苫小牧でもライヴする旅のミュージシャンが稚内でライヴしているのがこの店。期待通りの居心地の良さで、食べ物が何でもおいしくて、マスターとママさんが気さくで、箱はイイ感じで狭くて、ここでのライヴが盛り上がるのが納得。
土曜日に撮り忘れたので、日曜日の早朝に寄って撮影した店(というか雑居ビル)の外観。この対面にBB music clubがあり、以前はそこがライヴスポットだったというのも事前情報で知っていた。店は営業を続けているらしい。
さて、今朝もご覧のような快晴で朝日が暑く刺さる中を宗谷岬に廻り込んでからオホーツク海側を南下。
岬の南側丘陵にもニョロニョロのような風車群。クリーンエネルギーなんだけれど、ここまでしても電気が欲しい我々の文明なのである。ポケモン探して右往左往してる輩と自分には大差がないと、宇宙人は思っているのだろう。
今朝の宗谷湾は鏡のように凪ぎ、遠浅瀬にサギが見た事もない群れで居た。北端の海にしては気味が悪いほど穏やかで、やや霞掛かり、風車光景も合わさって、現実離れしていた。辛うじて現実に引き戻してくれたのは沿岸のコンブ漁を一家総出でやっていた光景。コンブは短かったので遠浅は沖まで続いているのだろう。そうか、だとしたら凪も基本か。いや、流氷が海底を削るからコンブは1年モノで短いのか…。割合に幅広だったが…。
浜頓別から内陸に入って、無料高速経由で士別インターから岩見沢まで高速。B子ちゃんの燃費はソロ下道で30km/Lだが、2ケツで高速となると20を下回った。岩見沢まで大丈夫なはずのガソリンが滝川でエンプティーランプが点いてしまったので、一旦降りて補給し、再度高速へ。直後の砂川SAにガソリンスタンドがあって脱力してしまったが仕方がない。
南下するにしたがって気温は下がり向かい風。名寄辺りで29℃あったのが苫小牧は19℃で、10℃ダウンは流石に萎えた。
走行距離、昨日360km、今日440km、計800km。高速使うと2ケツで400オーバーでもイケるのが分かったのは収獲。
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