人は所詮一人
時節柄か年齢なのか、ここ数年の特にここ数ヶ月内側に入り込んでなかなか出て来れないでいる。
切っ掛けは11年前だと思う、その辺りから人が離れて行き、自分でも人を遠ざけるようになり、人が周りにいなくなってしまった。味方になってくれる人が誰も居ないと気付いて、それが辛い。味方だと思っていた人がそうじゃなかったと今更気付いて、内側に入り込んでいる。
ここまで来ると自分が何を求めていたのかが分かってくる。味方が欲しかったんだ。世界中が敵になっても一人だけ味方が居ればやっていける、そんなバカな歌詞みたいなモノを求めていたのかと。
夫婦倦怠期と男性更年期障害のようなものに、コロナ騒ぎが重なった。コロナ中後の人の様子を見ると大人しくなるパターンと開き直るパターンに大別、自分はすっかり大人しくなって人が居る場所に出なくなった。息抜き出来る場所がなくなってしまったのも大きく影響していると思う。その息抜きが他力を望めないので自分の中にその場所を確保しようとして内側に入り込んでいるのだと思う。
内側に入ると昔の事を良く思い出す。子供の頃から友達が余り居なかったので、やっぱりそういう人生になっただけなのかなと思う。
自分は傷付き難く、傷付いても直ぐに治ると思っていたが、治ってない傷が深く残っているのを知った。傷を自覚したら痛み出した。
どうしたらいいのか分からなくなっているけど、もう暫く内側に入っていようと思う。寂しいけど平和だから。








































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